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療養通所介護まこと
多機能型療養通所介護として生活介護、児童発達支援放課後等デイサービスを提供しています
医療ケアを必要とする「医療的ケア児」の増加に伴い、人工呼吸器を必要とする児童の数も増加傾向にあります。そういった児童は一般の幼稚園や保育所、学校のみならず、児童発達支援や放課後デイサービスなどへの通所も難しいのが現状です。
高校卒業後の受け入れ先もなく、途方にくれる方が大勢いらっしゃいます。
地域にそのような子供達の受け入れ施設を作りたくて、乳幼児から高齢者までが年齢による利用制限なくご利用いただける多機能型事業所としてまことは誕生しました。特に医療依存度の高い重症心身障害児者を対象として、看護職、リハビリ職、介護福祉士、臨床福祉士、保育士、介護職が勤務し、利用者1名に対してスタッフ1名以上が対応しており医療的ケア、食事支援、入浴ケア、送迎等のサービスを継続的に提供できるように運営しております。
医療的ケア
医療ケアとして、当事業所では主に人工呼吸器の管理、ポジショニングやリラクゼーション等のリハビリ、発作への対処をしております。
しかし、医療的ケアがあるからといって1日中室内で過ごすわけではなく、利用者様それぞれがどのようにしたら楽しく過ごせるのかを考えて行動してます。
天気がいい日には近くの寺院までお出かけして、太陽の光や季節の風を体感したり、クリスマスや七夕といった季節のイベントを行ったり、利用者様の好きなアイドルやアニメのDVDや音楽をかけながら過ごしつつ、自宅とは違う環境でストレスがかからないように個々人に合わせた
「まこと」での過ごし方を提供させていただいております。
食事介助サービス
当事業所で行う食事支援には利用者様に応じて経管栄養にも応じております。
利用者の7割が胃瘻造設しており、食事内容は栄養剤、ミキサー食など様々です。
ご家庭での生活リズムに添えるよう1人ひとり食事スケジュールが異なります。
経管栄養中の利用者に本を読む職員(左)食事介助を行う職員(右)
入浴介助サービス
利用者様の成長や気管切開等の医療処置によってお母様が一人でお子様を入浴させる事が困難になる
ケースは多いです。そこで当事業所では入浴サービスを積極的に行っており、大きな身体にも対応できるように、基本的に介護職1名、看護師1名の2名体制で入浴介助を行っていますが、必要な際はそれ以上の人員で対応しております。
入浴は全体の状態を確認できる良い機会で、トラブルの早期発見をしたり、身体を温める事により血液循環の改善にも繋がります。加湿されて排痰を促す効果も。排便を促す腹部マッサージや、拘縮予防のストレッチも行います。また、バスボールを作成したり季節のゆず湯など入浴時間を楽しめるよう工夫しております。
(←呼吸器を付けながらの入浴介助)
当事業所は上記の様なケアを長い期間を通じて継続して提供する事に重きを置いております。医療的ケア児や重症心身障害者は成長とともに生活スタイルが変化していくことから年齢に関係なく何年も通い続けれる切れ目のないサービスが必要とされています。利用者様のご家族、地域包括支援センター、近隣施設の専門家などと一緒に運営状況の共有やサービスの向上を試みております。
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